
旅する本棚 吉田くん

横浜国立大学の高橋健さんに設計していただき、メンバーみんなで制作しました。

最初のお披露目は、東京都荒川区のジョイフル三ノ輪商店街でした。現地で活動している学生プロジェクト「みのわまちづくり工房」が制作したチャリ屋台と共に、商店街の一角にある公園で、いつもとちょっと違う日常の光景をつくりました。

「チャリ屋台」と銘打っている通り、この本棚は自転車で牽引することで移動できます。イベントがあれば何処へでも駆けつけます。ただし、坂道と遠路はちょっと苦手かも。

特徴あるこのシルエットは、OKASHIの活動エリアでもある吉田新田地区をモチーフにしました。大岡川と中村川が成すこの形は、街ゆく人の目線を惹きつけます。

移動時に蓋として利用している板は、展開時には机としても活躍します。吉田くんの前に広げれば、青空の下の読書空間のできあがり。

浅草ミクロさん協力のもと、お隣に吉田くんを展開。万華鏡ワークショップを行いました。

5月には、車を使って町田へ出張しました。そこでもさまざまな出会いがあったり…

116番目のお店として「きんじょの本棚」に加盟しました。ラベルが貼ってある本については貸し出しを行なっております。

現在は暫定的に日ノ出町駅近くの高架下複合施設「Tinys Yokohama Hinodecho」に置かせていただいています。
「関内外エリアの魅力発信」「空きスペースの実験的利用」
「コミュニケーションのきっかけづくり」をより進めていくため、
エリア内外で移動できる活動拠点として
自転車で牽引できる移動本棚「吉田くん」を製作しました。
屋台の形状は、現在の関外エリアにあたる
旧・吉田新田地区をモチーフにしており、
周辺地域についての本も所蔵することによって、
歴史のアーカイブとさらなる調査活動、
そして伝承を行っていきたいと考えています。
「吉田くん」についてもっと知りたい方はこちらから!
